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君が好きだから僕は書く

ジャニヲタおじさんのブログとエッセイ

「男性陣調子はどうだ!?」ハードルの向こうから呼ぶ声

エッセイ

「男性陣調子はどうだ!?」(by SHO SAKURAI)
「……イェーーーーーーッ!」 (by JANIWOTAOJISAN)

コンサートに行かれた方なら、一度は耳にしたかもしれません。男性客に対する、この類のコールアンドレスポンス。僕はこの1年で5本のライブに行きましたが、そのうち4本で遭遇、実に遭遇率8割。

…これ、本っ当に緊張するんです。

もちろん応えますよ…躊躇してタイミングを逃すこともあるけど。でも、僕が大好きな彼らが求めるのです。そりゃ応えますよ、全力で。ただ、応える前に一瞬「……」葛藤があるのです。これを言葉にすると…

「うわ!きたよ!でもここで俺が大きな声出さないと、隣のお嬢さんに『え、このおじさん声出さないの?ファンじゃないの?っつか何しに来てるわけ?』とか思われるかもしれない。どうせ声を出そうが出すまいが、なにこのおじさん、と思われるのだ。ここは一つ、彼らの期待に応えるために、全力で声を出すしかない。よっしゃ覚悟きめたれ!いくぞ!」

って感じでしょうか。この一瞬の葛藤を経て「イェーーーーーーッ!」と力の限り叫ぶのです。実際男の声が聞こえたら、見に来ているファンの子はともかく、ステージ上の彼らはきっと嬉しいだろうな、なんて思ったりします。だから彼らが喜んでくれたら、僕も本当に嬉しい気持ちになります。

男の人の声が大きいと、僕自身も安心します。嵐のコンサートの時は、遠くからも僕以外に一生懸命叫んでる人がいたから、本当に心強かったな。ああ、いるんだ、僕だけじゃないんだ、って。でも、これがもっと若い子達のコンサートとなると、いやあ心細いですね。ひっしと感じるアウェイ感。自意識過剰かもしれませんよ。僕のことなんて、だーれも気にしちゃいないとは思いますよ。でもね、やっぱりハードルを感じるんです。そりゃ仕方ないですよ、ジャニーズのコンサートですもの。

さらにこの男性向けコールアンドレスポンス、ここから先があるパターンが存在します。突っ込んだコミュニケーションを求めてくる場合です。

僕が観覧したNEWSのコンサートの例をひとつ。MCタイムになったステージ上、男の人も客席にいるねぇ、という話に。お、きたぞきたぞ、と心の中で身構える僕。勇気を持って声を出します「……イェーーーーーーッ!」。とここで小山くん「彼女や奥さんの付き添い?」と突っ込んだ問いかけ。周囲からちらほら聞こえる「うぇい」の声に「おおっ」と沸く会場。このとき僕は…無言。だって僕、単独参戦なんだもん。小山くんの質問はここから、カップルで来てる人?自分もファンだという人?と、選別が始まります。ここで返事ができる人は、当然彼女か奥様が隣にいるわけです。心なしか「うぇい」の声も誇らしげに聞こえます。実際、小山くんもそれはそれは嬉しそうで、ああよかったなぁ、なんて思ったりもしました。ただ、このとき振り落とされた単独中年男は、いやこれがなかなか居心地悪くって。隣に座ってたおそらく僕の子供と変わらない年齢の女の子、単独中年男の隣で何を思ってたのかなぁ。もちろん小山くんは悪くないけど…あれは結構ダメージ大きかったです。

別に彼らが男に呼びかけなかったからと言って、何の不思議もありません。そもそも男は例外的なのです。それに、ジャニーズのコンサートで男性ファンがどこまで歓迎されるファンか、正直僕にはわからないです。それでも彼らが、わざわざ男に対して呼びかける意味、それはきっと、会場にいるすべての人を楽しませるぞ、という心意気だと感じてます。付き添いで来ている男の人も、単独参戦の男の人も、もちろん大多数のそれ以外の人も、みんなに楽しんでもらえるように、彼らなりに気遣ってくれているのかな、と勝手に思っています。だから呼びかけられたら…彼らの気持ちに全力で応えるしかないじゃないですか。

ジャニーズですから、男性限定のライブでもない限り、男性客の居心地の悪さが消えることはないでしょう。それが嫌なら、見に行かなければいいのです…って、コンサート行かないなんて、それはもったいない!ジャニーズは、コンサート観てなんぼ。となれば、男がジャニーズを好きになるということは、やはりその居心地の悪さは覚悟するしかないのです。

ジャニーズが好きで、ジャニーズのコンサートに行ってみたいなぁ、って思ってる男性の皆さん。あなたが心の中で感じているハードルは、間違いなく存在します。そのハードル、勇気を出して越えてください。お気持ちは痛いほどわかります。でも、越えてください。越えた先に、何倍も楽しいジャニーズの世界が待ってますから。ジャニーズのコンサートを観に来る男の人が、少しずつでいいから、増えてくれたら嬉しいなぁ。さぁ、ハードルの向こうから呼ぶ声がしますよ。

「男性陣調子はどうだ!?」