君が好きだから僕は書く

恒松エントのブログとエッセイ

それでも「松松」であり続けるということ/「明星Jr.大賞」松田元太・松倉海斗応援企画

この文章は、11月頭から少しずつ書いていたものです。何となく予感があり、先週くらいには出したいと思っていたのですが、13連勤している間にここ数日の急速な展開があり、元々の文章をあれこれ修正して今日のうちにリリースしようと思った次第です。言いたいことは基本的に変わりはないですが、展開にあまり追いつけていないため、もしかしたらおかしな記述もあるかもしれません。その点ご容赦いただきながらご覧いただけると幸いです。


「Endless SHOCK 2017」が終わって、もう3週間が経過します。淋しいですね。あの堂本光一くんのショーがまたしばらく見られない淋しさももちろんあります。同時に、松田元太くんが加入し松倉海斗くんと揃い踏みとなった今年のSHOCKが終わってしまい、松松が好きな僕としてもさらに淋しいというか、どことなく不安にも似たような感情が交錯しています。次に彼らに会えるのは…シンクロした瞬間に2人の世界が成立するあの松松のダンスが次に見られるのは、いつになるのでしょう。

そんな中、この1年間松松を、そして松田元太くんを応援し続けた妻は、そのえも言われぬ不安を常に抱えながら、今でも1年前の僕のブログを読んで、応援のモチベーションとしているそうです。

www.janiwotaojisan.com

ああ、カイト並みに健気な妻よ、君はこの1年本当によく頑張った。そんな妻から、松松を応援するブログを書いてほしい、とリクエストを受けておりました。きっと彼女も、応援の後押しがもっと必要なのでしょう。

さて、今年も「明星Jr.大賞」の季節がやってきましたね。過去のデータを見る限り、上位に食い込んでくるJr.メンバーの多くが、何らかの形でデビュー、もしくはJr.からの卒業を果たしています。投票結果が彼らの今後に直結しているわけではないでしょうが、ジャニーズJr.の今後を占う上で一つの試金石となっていることは間違いありません。結果も、そして投票そのものも、僕自身とても楽しみにしています。

ここで一つ、この場を借りて僕からの応援の意味も込めて、お願いがあります。

今年の明星Jr.大賞、「いちばんいいコンビ」部門にはぜひ松松を、「松田元太」「松倉海斗」をよろしくお願いいたします。

「Endless SHOCK」に3年連続で出演を果たし、今年はさらに大きな役割を担った松倉海斗くん、通称まつく。今年念願の「Endless SHOCK」出演を果たすと共に、演劇ユニットWBB(WATER BIG BROTHERS)の公演「ミクロワールド・ファンタジア」に主要キャストとして出演も果たした松田元太くん、通称げんげん。評価に値する能力があること、その能力を発揮する機会があること、その両方を有することがどれだけ難しいことか、多くのジャニーズJr.を見るにつけ痛感します。まつくとげんげんにとって、2017年は個人にとして飛躍の年だったと言えます。

しかし彼らがグループで明確に定義されない限り、その活躍はあくまで個人の活躍です。今年の「Endless SHOCK 2017」こそ、「松松」として揃う機会に恵まれました。しかしそれはあくまで、松倉海斗くんと松田元太くんが個人として勝ち取ったものだと言えるでしょう。「松松」とは、実体があるようで、実は2人が揃う機会に恵まれなければ実体が見えない、彼らが個人である以上そんな不安定な存在なのかもしれません。

話は変わりますが、先日、数年前のジャニーズJr.の映像を観る機会に恵まれました。まだ「松松」が「松松」として認知されるかされないかくらいの頃のものです。そこにはさまざまな理由により、今では存在していない「シンメ」がいくつも存在しました。おそらくその当時も、その「シンメ」が永遠に続いて欲しいと願った人が多くいたのだと思います。「シンメ」が「シンメ」として生き残ることは、個人として生き残ること以上に難しいのだと推測します。

ともすれば「松松」という集合体に拘るという選択は、彼らの活動の足枷になる恐れもあります。個人活動にせよ何らかのグループの一部になるにせよ、個人単位で考えたほうが柔軟に活動できます。「松松」という存在を持ち込むことは、活動範囲を狭めることになりかねません。「松松」とは、ひいては「シンメ」とは、大きな魅力であると同時に、大きな制約でもあるとも言えます。それ故、彼らが「松松」として存在しつづけることは、想像以上に難しいのではないかと思うのです。

彼らがこの世界で生きる上で本当に重要なことは、1人でも生きていけるだけの力を身につけていくことです。グループに恵まれたとしても、個人としての能力が評価されなければ容赦無く埋もれてしまう、彼らの生きる世界はそういう世界です。それがたとえ、まつくとげんげんの距離を離すことになったのだとしても、大切なことは、エンタテイメントの世界で生きる1人の人として、きちんと生き抜く力を持つことだと思うのです。

しかしそれでもなお、まつくとげんげんが「松松」であり続ける道を選ぶならば、彼ら自身が「松松」でしか生み出せない力を信じて生きていく決心をするならば、どんな形であれ「松松」を維持すると思うのです。それが2人だけの形であれ、グループの一部としての形であれ、「松松」として存在できる形をきっと自ら選ぶだろうと。そしてもし彼らが「松松」であり続ける意志を持つならば、僕はその形を全力で応援したいのです。

僕は、2人が並んで踊る姿が好きです。それ以上の理由なんて、もしかしたらないのかもしれません。僕のただの思い入れだけど言われても、仕方ありません。多くのシンメ、コンビと言われる関係性が長らく続くことが難しい状況で、彼らもまた例外なく、いつ違う道が用意されても何らおかしくはありません。それでも、ある瞬間、離れているはずの2点が完璧にシンクロし、それだけで僕の胸を不思議と高鳴らせる、あの2人だからこそ生み出せる世界を、僕は信じているのです。そしてそれは彼ら自身も信じていると、やはり僕は信じているのです。

だから僕は声を上げます。どんな形であれ、松田元太くんと松倉海斗くんが「松松」として存在し続けるために。彼らが「松松」として生きることを、後押しするために。Jr.大賞のアンケートも、そしてこの文章も、そのための1つです。たかがアンケート1つ、ブログ1つかもしれません。それでも彼らが「松松」であり続ける価値を信じて、声を上げたいのです。

個人の仕事もたくさんしてほしいです。グループの一部として求められるなら、全力で融合してグループの価値を高めてほしいです。でも、松田元太と松倉海斗、この2人にしか生み出せないものがあると信じる限り、どんな形であれ「松松」として存在して欲しい、それが僕の願いです。

まつく。げんげん。君たち2人が正しいと信じる道で、2人でしか生み出せない力を発揮し、そしてその力が何らかの大きな原動力になることを、僕は信じています。そしてできるならば君たち2人が、この先も松松として存在し続けることを、僕は心から願ってます。頑張れ!